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ラ・ベルのフレンド


😊本・三六


とあるカフェのオーナー。その正体は、スーパーヒーロー!らしいのだが、未だ誰も活躍を知らない。よく傷まみれになって帰ってくるが、今日もたのしく生きている。店の奥の居室によく入り浸って、呼ばれないと出てこない。/——できれば、人はその人らしく生きて欲しい。否定は好みじゃない。生き方がぶつかるなら其処に『ゲーム』も在る。拳を合わせるのもまた一興。師は嘗て云った、力は押し潰すものではない、知る為のものと。
腐れ縁

😊ジャム・ジアム


気づいたのは檻の中。実験で生まれたことは直ぐに分かった。特段イヤなことはなかった。たまにすこし、針を刺されるだけ。だが街から漏れ出る喧騒、鳥たちの羽ばたき。敏感な彼女の耳には刺激的すぎたようだ。◆【小柄】を装う少女型の被験体。植物や動物、そして『針』を埋め込まれた。ふだんは見せない、おおきな尻尾。植物と融合した明色の羽。それらは微細に織り込まれ、様々な服に偽装している/レモンの変わった髪飾りが宝物
お得意様

😊ラ・ベル

暁の世界の先に
骸の海に、亡き人の面影を重ねてしまう機械人形。しかし命はひとつだけ。影ばかりが何度も蘇り、還らぬ命を脅かす。狩る者が現れることは自然なこと。ゆっくりと時と向かい合う内、手元には武器ばかりが増えていた。/ものを直すのが好き。存在の意味と今は亡き主を感じる。だからかもしれない。◆ 迷われたら、『ベル』とお呼びください。
嫌いではない