芥生・秋日子のフレンド

なにかにつけて普通を主張する。たぶん普通の人。學徒兵として普通に勉学と鍛錬に励む傍ら、作家としても普通に活動している。本の売れ行きは可もなく不可もなく「普通」。彼女の作品は普通に人を引きつけ、しかし普通に誰の心にも残らない。普段は作家として、丁寧な言葉遣いを心がけているものの、興奮すると普通に語彙力が死ぬ。だって普通の女の子だから、しかたないよね？

過去の記憶がなく、出自も、いつ死んでいつ生き返ったのかもよく覚えていない。どうでもいいから考えない。左手首を切断されたようなツギハギの傷跡がある。普段は大人しいが、いざ戦闘となると態度が一変。戦場に流れる赤も、悲鳴も、全部好き。できれば敵は倒さずに、ずっと戦っていたいとまで願う戦闘狂。こちらが本性。「死にたくない」が口癖。だって死んだら戦えないから。