風来坊・流子のフレンド

嘗ては帝都桜學府の學徒兵で、現在は従業員数一名の小さな探偵事務所「風来坊探偵社」の代表。その名の通り一所に留まらず、世界を放浪しながら行く先々で事件（主に影朧やオブリビオン絡みの）に首を突っ込む「流しの探偵」として活動している。●見た目こそ知的で思慮深そうな印象だが、実際は何も考えず本能のまま行動するタイプ。そのため探偵を名乗りながら推理が苦手という致命的な弱点を持つ

🌸男物のスーツに身を包んだ女性探偵（準なんでも屋）。頭脳労働専門を自称するが、荒事においては卓越した格闘技術を用いる。粗く言えばぼんやり、良い風に言えば泰然自若の性格🌸どんな世界でも、敵が影朧でなかろうとも、怒りを滲ませず、鎮魂の精神で言葉を交わす。🌸ある寺院の幻朧桜より生まれ育った過去を持つ。今はもうその寺院から出奔しており、町の一角で探偵業を営んでいる。

偽名である。本名は忘れたと恍け、知らぬと戯れ、デカダンに他者を韜晦し諧謔を愉しむ気障な青年。ある魔術実験により『光と影』の属性を有する怪奇人間となる。手には常に小さなランプを持ち、この光が消えた時が彼の絶命する時。ランプの炎は風にも水にも物理破壊にも屈せず燃え続けるが、その灯火は「謎と怪奇」を燃料とし、その供給が途絶えると儚く消え失せてしまう。故に今日も、謎と怪奇を求めて彼は帝都に遊ぶのだ。