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九重・十右衛門のフレンド


芦屋・晴久

待ってください! ただ私は道を聞いただ──
サングラスを着用し、話し方も統一されていない。 その瞳、軽薄な笑みの下に何を思うかは本人のみが知る。常日頃から胡散臭い、怪しいと言われており、否定しても中々信じては貰えない。サングラスに擬態させている黒き巨狼【グラディス】は10年来の相棒。 陰陽師一族の出であり、一族が滅んだ後は診療所を営みながら細々と生きている男/自らの弱さを知りつつも生きる事を諦める事が出来なかった。
団長