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ガルクライン・ギルティオムのフレンド


😊クロエ・アルページュ

うつくしきゆめをはじめましょう
歳を重ねど、齢十四ほどの少女の見目。ほの昏き赤髪と蒼銀の瞳を与えられたその人形は、その手が持つ焔が消えぬ限り-願いが叶う-と祝福され人の手に渡り続けていた。人を愛し、人を赦すこと。そう教えられ何処にもいけぬよう縛られた脚は長時間の稼働に適さない。うつくしいものがすきで、それを捻じ曲げるものがきらいで、ずっとお父様が泣いているのだと譫言のように微笑う。 知っていまして、いつか貴方の祈りは――になる。
誓い

😊ガルクライン・ギルティオム

要件は、手短にどうぞ。
削げ落ちた赤は灰となり、瞳に宿るは復讐の色。神を信仰する魔術師が持つ魔導書へと宿る少年。魔法学園の片隅、寂れた修道院で古い聖書や煤けた魔導書の再現を書き記し続けている。人の知識だけを詰め、人の記録だけを記憶する男の指は唯一人形を識っていた。修道院へと稀に訪れる依頼人はいつだって――。
忠誠

😊キリオ・ハルヴォニ


厳格な父に優しい母。年の離れた尊敬できる兄と姉。用心棒として大成した一族の末裔。// その黒斧は呪いを纏い、光を蝕む。// 優しげな眼差し、言動は穏やか。人目を気にしすぎるきらいのある、ごく平凡な。//だから、怪物はおれではない誰か、別の
顔見知り

😊白妙・獄

やァ。別嬪だ。
雪と夜に祝福を受けた一羽の鳥。眇めた怜悧な瞳は凍て月の銀。儚げな容姿とは裏腹な鉄火を抱いて、厭世もほどほどな悪態交えど、嫌いにもなりきれず、嘆くのは倦き果てたと中途半端を翻る。忌まわしきは爪の先。願い括るは指の腹。果ての空に夢を見て無何有郷にて君を待つ。
馴染みの店主